日本の一人負け(`・ω・´)
ーー無許可タクシーーー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00000074-mbsnewsv-l27
やっと白タクが摘発されました。
まず、白タクとは何でしょうか。
それは中国人による中国人のための送迎タクシーです。
https://lmedia.jp/2015/11/20/68379/
なぜ違法なのかと言うと、そもそもタクシーやバス業務をするためには第2種免許が必要です。
そして、許可を受けた人たちのタクシーなどは緑地に白のナンバーを付けて運送しています。
しかし、許可を受けていない車は私達が運転しているただの乗用車なため、通常の白のナンバープレートです。
その白いナンバーでタクシー的な活動をするため白タクと言います。
今回摘発された関西空港を拠点とする中国人4人組は6月から9月にかけて自家用ワンボックスカーで中国人観光客37人を合計で7回に渡り無許可で送迎し、お金を受け取っていました。
しかし、彼らは友達を送っただけで金も受け取っていないと容疑を否認しています。
白タクが中国旅行客に利用される理由の一つは安いからです。
例えば、一般のタクシーは関西空港から大阪市内まで約16000円ぐらいですが、白タクを利用すると約13000円のようです。
他にもやはり他国で自国民がいると安心するし言葉も通じて意思疎通し安いのが売りなのではないでしょうか。
仕組みとしては、白タクを運営する中国業者のスマホアプリで出発地と目的地、利用時刻を選べば、業者から日本にいる運転手に手配が届きます。
では、なぜ明らかに違法なのにも関わらず摘発が難しいのでしょうか。
支払いを含めた利用全てがスマホによって行われるため現金を使うことはありません。もし、職務質問したとしても友人を乗せていると言えば摘発が困難なのが実情です。
https://mainichi.jp/articles/20170827/k00/00m/030/110000c
ただ、観光客にとってもデメリットがあります。それは白タクが違法なため保険が適用されない恐れがあると言うことです。
白タクは何も関西だけの話ではなく、日本の観光地や特に東京で問題視されていて、数多くの白タク運転手がいると言われています。
この白タクの厄介なところは中国国内で金銭のやり取りが行われるため、利益は日本に計上されず納税されません。
本来ならば訪日中国人客が利用するはずであった日本のバスやタクシーの儲けにならず、そのため納められたであろう税金を納めるとこができません。
つまり、日本の一人負けと言うことです。
最後に
白タクは日本のタクシー業界に大きな損害を与えているはずです。なぜならば訪日中国人客はかなりの規模であるため、本来であればそれなりの儲けもあるはずだからです。
タクシー業界としては、中国人だけではなく数多の国々の訪日客に適用する必要が出てきています。
一番の問題はやはり言語の違いによる意思疎通の困難ではないでしょうか。
他国の言語をすぐ流暢に喋ることはまずできません。
主的には観光地の目的地になりそうな観光地やホテルの名前を、他国の言語に直した一覧を作るとか、観光業界が積極的に的確な和訳アプリみたいのを作って訪日する時にはインストールしてもらうよう呼びかけるなどの方法があると思います。
別に訪日客から搾取しようとかは思いませんが、もう少しは欲張ってもいいのではないでしょうか。
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