ほのぼの日常

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ーー抵抗ーー


シリアのアサド政権軍が過激派組織「イスラム国」(IS)からの奪還を9日に宣言した東部アブカマルで、ISが反撃を開始し、12日までに市街地の大部分を再び制圧した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000013-mai-m_est



ISの組織抵抗はほとんど無くなったみたいな記事が多かったので楽観視していましたが、やはり簡単な話ではなかったようです。



リビアや東南アジアに脱出したISテロリストも多く、33の国や地域に5千人ほど帰還し、戦場はシリアではなく別の地域にと思ってたからです。



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イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配下領域から脱出した外国人戦闘員が5000人以上に上ることを明らかにし、これら戦闘員の帰国によって治安上の大きな問題が生じる可能性があると警告した。


http://www.afpbb.com/articles/-/3147952



まずは確実なISの占領地域の奪還をお願いしたいものです。



ただ、IS壊滅後に待っているのはおそらく内戦でしょう。

今はISという共通の敵がいるから、多少はまとまっているものの、その敵さえいなくなれば争い始めると思います。




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内戦が続くシリアのアサド大統領は7日、過激派組織「イスラム国」を制圧した後も、戦闘を続ける考えを示した。「イスラム国」が首都と位置づけてきたラッカを奪還した民兵組織などとの闘いが念頭にあるとみられる。


https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171109-00000013-nnn-int


ISを倒すために供給された武器や弾薬、兵器が、次は内戦のために使われるとなるとなんとも言えない気持ちになります。



ただ武器を持っている人間であれば、軍にとってはそこまで脅威ではありません。しかし、アメリカやフランスといった強国の軍事訓練を受けた兵士を脅威じゃないと思うのはまず不可能です。



シリアを支援しているのはロシアです。もしもクルド人が絡めばトルコやイラクも支援するでしょう。

結局誰が得をするのかと言われると正直わかりません。主的には兵器や武器を作っている軍事会社だと思っています。


こういった戦場では次々と新兵器を試す試験が行われると聞きます。事実ロシアはそういったことを否定していません。



そして、その戦果を見た別の軍が兵器を欲し、そしてさらなる戦果を得れるような兵器を作るのが軍事会社です。この無限ループがある限り軍事会社は潰れるはずがありませんし、潰させるわけにはいかないのです。






ISで最後の障壁となるのは、おそらく未だにバクダディ首謀者を殺す、逮捕できていないことでしょう。

首謀者を殺したら終わりという単純な話ではありませんが、象徴的な人はどうしてもその組織から排除しなければいけません。



戦争よりタチの悪いテロ。終わりの見えない戦いはいつまで続くのでしょうか。



この戦いの末に何が残って何が得られるのか。同時に被害に遭われた民間人の方々への支援も必要です。


特に働ける場や教育、インフラ整備と世界が協力できることはたくさんあります。難民を受け入れるよりも、そういったことに力を入れれば、たくさんの人がウィンウィンになれるのではないでしょうか。