ほのぼの日常

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現代版シルクロード🛤🛤🛤

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昨日ロシアのタス通信が、「中国はシリアの戦後復興事業に参加する用意がある」という中国の対シリア特別使節のコメントを伝えました


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00010002-houdouk-int



これも一帯一路構想の一環なのでしょうね。



一帯一路構想とは昔で言うシルクロードと似たような形です。

シルクロードとはヨーロッパの古代ローマ帝国から中東のイスラム国家を抜け中国に至る東西交易のことです。


有名なのはヨーロッパから火薬や羅針盤、活版印刷技術が伝わり、逆に中国から絹や陶磁器などが伝わったことです。


https://wondertrip.jp/history/90851.html


では、中国の一帯一路とはなんなのでしょうか。





簡単に言うと中国のための経済圏と言ったところでしょうか。


中国によるインフラ投資、中国企業による経済支援をすることによって親中国を増やし、中国の影響力を極限まで強めようとする政策です。


そのために陸路の鉄道、海路確保のための湾岸整備、船の確保などを中国主導でやるのです。




シリアやイランに中国が肩入れするのは、この一帯一路の重要な経由地という理由があるからです。


他にも中国の通貨である人民元を認めたジンバブエや、中国に港を99年貸してしまったスリランカやオーストラリア、中国軍を受け入れたアフリカのジプチなど徐々に中国の影響を受けている多数の国があります。



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 英エコノミスト誌の解説記事(電子版12月19日掲載)が、中国がインドの勢力圏に当たる小国を取り込みインドに圧力をかけている様子を描写し、インドが勢力圏を維持するのは容易でない、と指摘しています。要旨は次の通りです。


 中国の王毅外相は、中国は国際問題において「勢力圏」を認めない、と言った。それはインドの勢力圏維持を認めない意がある。


 インドは、宿敵パキスタンを別にすれば、周辺の小国に対し容易に優位に立ってきたが、最近、中国はますます大胆に前進し、インドの支配に挑戦している。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180126-00010002-wedge-asia




なぜ中国の手を借りるのでしょうか


経済力の小さな国にとってインフラ整備はものすごく負担になります。その整備や中国企業を受け入れることによって自国が潤うからこそ中国を認めるのです。


その対価として中国労働者や中国企業が増えて自国の企業が育たないと負の面ももちろんあります。

しかし、それでもチャイナマネーとは魅力的なのです。


さらにすごいのは海外にいる中国同胞のことを華僑と言うそうなのですが、彼らが政治に参加したり、市民団体を作って中国共産党のために活動しているのです。

アメリカ、オーストラリア、カナダ、日本?他にもヨーロッパの地域によっては活動しているでしょう。


日本にとって悪影響なのは、やはりチャイナマネーによって作られた売春婦像です。

もちろん韓国によるところも大きいですが、それを支援しているのが中国です。



そんな中国と経済や領有権で対立しているのはインドです。

インドは経済成長も著しく、その上中国との事情もありアメリカやロシアの手も借りています。


さらに最近では日本とも繋がりが強くなり、日印米豪で中国を囲むダイヤモンド構想の一国になりました。

これにロシアも加われば完璧なのですが、米露が真に和解?しない限りありえません。




最後に

中国の勢力圏に入った方がいいのか、入らない方がいいのか。あなたはどちらの方が日本の益になると思いますか?