ほのぼの日常

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中東混沌🇮🇱🇮🇷

ちょっと古い記事ですが

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イスラエル軍によると、空軍のF16戦闘機が10日、シリア軍の対空ミサイル攻撃を受け、イスラエル北部に墜落した。パイロット2人はパラシュートで脱出したが、うち1人は重体。イスラエル軍の戦闘機が撃墜されるのは極めてまれで、過去にも戦火を交えてきた両国間の軍事的な緊張激化が懸念される。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000080-mai-int



イスラエル側の全容としては、イランがイスラエルに対して無人機を侵入させ、それをイスラエルがヘリで撃墜する。そして、無人機を飛ばしたであろうトレーラーに対してF16で攻撃したら対空ミサイルで撃墜された。

その後、F16撃墜の報復としてシリアにある軍事施設12箇所を空爆しました。



なぜイランではなくシリアなのかと言うと、シリアを支援しているのはロシアだけでなくイランも支援していて、なおかつイランの勢力拡大を嫌ったからです。



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今回のイスラエル軍機撃墜は、驚きを持って受け止められた。イスラエル空軍は自国の戦闘機が無敵だと信じていたわけでは決してないが、実際に撃墜され、しかも現場がイスラエル上空だったことに驚きを隠さない。F16戦闘機に搭載されている高度防御システムの一部が作動しなかったのは明らかだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180213-00010003-newsweek-int&p=2



F16を撃退した対空ミサイルがどこの国のものなのか非常に気になります。

ロシア製なのかイラン製なのか、ありえないことですが中国製か北朝鮮製なのか。


イスラエルの戦闘機が破壊されたのは中東戦争以来です。



その上無人機が準ステルス仕様であり米軍の最新鋭偵察機RQ170型の複製だそうです。

おそらく米軍よりかは性能が劣るものの、かなりの脅威を感じたはずです。



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米国務省のヘザー・ナウアート(Heather Nauert)報道官は同日、「米国はイスラエル国境で今日発生した戦闘行為の激化を深く憂慮し、イスラエルの自衛権を強く支持する」との声明を発表した。


さらにナウアート報道官は「イランによる計算された脅威の増大や、絶対的な権力と優位性を誇示したいとの野望は、イエメンからレバノンまで中東すべての人々を危険にさらすものだ」とイランを非難。「米国は引き続き中東におけるイランの有害行動をすべて阻止する」としたうえで、イランに「平和と安定を脅かす行動」を中止するよう求めた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000011-jij_afp-int



アメリカはイスラエルを擁護して、イランを明確な敵と認識しています。



イスラエルとイランの争いはサウジアラビアを差し置いて中東の覇権を争っています。

シリアはイスラエルとイランの代理戦争の場所となってるようです。




イスラエルは、ともかく自国の近場にイランの息がかかってるであろうミサイル基地やそれに準じる基地の設置についてかなり機敏に反応しています。そもそも明確にレッドラインと公の場で発言しているので当然です。



イスラエルとイランも両方とも大国の支援を受けています。イスラエルは米国、イランはロシアです。両国が戦争になった場合かなり悲惨になりそうです。

イスラエルが過剰反応すればシリアとイラン両国に対し侵略を仕掛ける可能性も少なかれあります。



もう1つ気になるのは、北朝鮮の関与もあるかどうかです。イランの核、あるいはミサイルに関与があればさらなる制裁の必要性が出てきます。



最後に


かたや平昌オリンピックと楽しい話もある中で、もう片方ではこういった戦争一歩手前みたいなことも起きています。

私達の明確で迷惑な脅威は中国、北朝鮮、韓国ですが、本当に戦争が起きるとしたら中東が一番危険性をはらんでいると思います。


アメリカも中東から手を引きたがってはいますが、イスラエルを見放すことはまずありえません。

中東で大規模な戦争が起きないことを願うばかりです。