ほのぼの日常

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リアルマリオカート🚙🚕🚗

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「張容疑者は大人気ゲームキャラクター『スーパーマリオ』のコスプレをしてレンタルカートのハンドルを握っていました。当然、目立ちますから目撃情報が複数出てきたため逮捕に至ったそうです」


 公道レンタルカートとは、1人乗りの四輪カートのこと。道路交通法上はミニカーの扱いで、公道での走行が認められている(法定速度60km)。普通免許があれば簡単な手続きで運転することが可能だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180308-00000013-pseven-soci&p=2

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2/23に起きたマリオカートひき逃げ犯の話です。この犯人は服装がマリオでさらにゲームのカートに乗っていたのですぐに捕まりました。



マリオと言えば任天堂ですし、マリオカートももちろん任天堂です。しかし、この現実マリオカートは任天堂ではありません。


なんと株式会社マリカーと言う会社で、任天堂とは別会社です。



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マリカーでは、訪日旅行客向けに国際免許で運転できる一人乗りの公道カートの観光ツアーを提供しています。独自にチューニングを行い、サウンド、アクションカメラ、レンタルコスプレなど、オプションも多数ご用意。注目度は圧倒的で街中を走るだけなのに有名人になった気分。ここでしか体験できない最高の思い出作りに、公道カート「マリカー」を楽しんじゃってください!!

Extremely exciting and a must have experience when you visit Tokyo Japan. Just imagine yourself on a custom made go kart specifically tailored to realize the Real Life SuperHero Go-Karting experience! Dress up in your favorite character costume, playing the music of your choice and driving through the city of Tokyo. All eyes on you guarantee! You can ride with a group or ride privately, MariCAR is fully equipped to make your experience a very important one. Don't trust us but trust our valued customers, because they say "Once is never enough"!


https://maricar.jp/


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完全に訪日外国人向けですね笑


コースは秋葉原→東京→上野→浅草→スカイツリーで、値段が定価9000で割引7500です。ロングは一万円以上でした。



コスプレもするので、現実マリオカートは楽しそうですが、この会社は過去に任天堂に訴えられています。しかし、任天堂は棄却されてます。


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9月に任天堂が異議を申し立てたが、今年1月、特許庁は「マリカーという略称は広く認知されているとは認められない」として、商標登録を維持する決定をした。任天堂は、法的措置を検討中だと報じられている。


https://www.bengo4.com/internet/n_5827/


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「任天堂のプレスリリースでは、3つの問題点を挙げている。(1)任天堂の人気ゲーム『マリオカート』の略称である『マリカー』を社名に用いている(2)公道カートの顧客に『マリオ』などのキャラクターのコスチュームをレンタルしている(3)コスチュームが写った画像や映像を無断で宣伝や営業に利用している――の3点だ」


https://r.nikkei.com/article/DGXMZO16179900Q7A510C1XV3000


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主的に言わせれば、特許庁が6月にマリカーを認可したのが原因です。



2つの記事からわかることは、マリオカートとマリカーは別物であり、任天堂の訴えが棄却された原因の1つが周知生の証拠を集められなかったことです。




周知生とは漢字の通りで、需要者に広く知れ渡ってることです。こちらに詳しく載ってます。


http://www.ishioroshi.com/biz/kaisetu/shouhyou/index/sensiyouken/




マリカー=任天堂と誰もがなった時、始めて周知生が認められるということなのでしょうか。

周知生はケースバイケースだとも書いてありましたが、任天堂の場合はダメでした。



この問題の解決方法は、任天堂がマリカーを買収する、あるいは周知生の証拠?を集めて再度提訴し勝訴するぐらいです。



さらに面倒なのは著作権なども絡んできます。

コスプレも問題になるためです。


コスプレはグレーゾーンの状態のようで、著作権を認めてしまうと、個人で楽しむ分にはいいのですが、誰かがコスプレをして、それを写真やネットに流した時点でアウトになります。


要するに手軽にコスプレができなくなります。

法律と言うのは憲法と違って解釈を変えることはできない白黒はっきりさせるもののため、おそらくアウトになります。





最後に


日本のアニメや漫画は、世界で広く知られており、アニメの舞台になった場所が観光地になってしまうこともあります。


さらに、日本のアニメ市場は2016年に2兆円を超えるバカにできない分野にまで成長しました。



こういったアニメや漫画のキャラクターは皆を楽しませたりするものであって、決して人を不幸にさせるものではありません。

マリカーの事件もマリオもマリオカートも決して悪くありません。マリオカートを利用した業者とひき逃げ犯が悪いのです。



マリオカートは競争するものであるから、マリオカート用の広いゴーカート?的なものを作った方がさらに楽しめると思います。


公道とコースは違います。

オリンピックもあるので、さらに訪日外国人は増えます。



こういった悲しい事件が再び起きないように対策して欲しいです。