ほのぼの日常

気になった記事に自分の意見を押し付けるブログ

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適切か不適切か?

いつも以上に変な文章になってしまいすみません。


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ポーランド下院(定数460)は10日、右派与党「法と正義(PiS)」が提出した議員報酬を20%削減する法案を賛成240、反対2、棄権5の賛成多数で可決した。閣僚に多額のボーナスが支給されていることが昨年明るみに出て、国民の怒りを招いていた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000018-jij_afp-int

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日本に当てはまるかどうかは有権者の私たちが判断することですが、少なくとも主は日本の民主主義は形骸化してると感じます。


理由は与党も野党もだらしがないのです。


与党は身内の不祥事がガンガン出てきてますが、マスコミが背景をハッキリさせないために印象操作の部分が大きいと感じることもありますし、マスコミは与党叩きに奔走しすぎて中立性なんて宇宙の彼方まで飛んで行っています。


ただ、与党の情報管理の甘さは否定できませんし、脇が甘いのは事実です。特に許せないのは野党の審議拒否を止めることができなかったことです。


何度も書いてるのでしつこいと思われる方もいるとは思いますが、審議拒否は悪手です。

それも野党がかなりの数の議席を持っていたり影響力があれば、六億歩譲って納得はするかもしれませんが、なんの影響力もない審議拒否などただのサボりの税金泥棒です。

今回審議拒否に応じた議員は、今までの審議拒否したぶんだけの給料を国庫に返還、あるいは辞職するべきでしょう。




これ以上書くと記事と関係なくなってしまうので話を戻します。

ポーランドの議員がなぜ非難されてるのかというと、あまりにも国民と議員の差がありすぎたのが問題になりました。


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ポーランドの現行の議員報酬は月額約1万ズロチ(約30万7000円)。だが、PiSの閣僚がこれに加えて各1万5000~1万9000ユーロ(約195万~250万円)のボーナスを受け取っていると昨年メディアが暴露し、国民の平均月収約1000ユーロ(約13万円)のポーランド社会に怒りが広がっていた。

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他方で世界にはこんな大統領もいます。


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自分の哲学を自らの生き様にも反映させるムヒカ前大統領は、大統領時代もずっと公邸には住まず、首都モンテビデオ郊外の質素な農場に妻と住んで菊を栽培。また運転手付きの公用車に乗る代わりに中古のフォルクスワーゲン・ゴルフを愛車とし、飛行機移動にはエコノミークラスを使っていました。さらには大統領報酬の90%程度を貧しい人々や零細企業向けのチャリティに寄付して、自身は月に1000ドル程度で生活するという徹底ぶり。


https://buzzap.jp/news/20151025-jose-mujica-interview/

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この人はウルグアイ第40大統領のホセ・ムヒカ大統領です。


ムヒカ大統領は元左派のゲリラ活動家で、当時の軍政権に13年間も収容されてたにも関わらず、解放後の選挙で国民に支持されて選ばれた大統領です。



経歴や大統領になってからの国政はともかく、信念を突き通す強さが今の政治家には必要です。


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貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。

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お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです。

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など、考えさせられる話がたくさんありました。



政治家が国のために働くのは当たり前であり、その報酬が高い給料とたくさんの手当てなのです。

つまり国ではなく個のため、あるいは一部の集団のために働いていたり、国のためにならない政治家は必要ないということです。



最後に



国会議員は自国がより良くなるために自分の時間を犠牲にして私たちのために働いてくれている全体の奉仕者です。

だからこそ、給料や手当てがたくさん出てるのは致し方ありませんが、それでもなお適当か考えさせられる問題でもあります。



日本の政治家にムヒカさんみたいになれとは流石に言いませんが、全政治家がムヒカさんぐらい信念を持って欲しいです。