ほのぼの日常

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多様性というワガママ?欲望?

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平日は9~17時まで子どもを保育園に預けて、仕事をしています。産後1カ月から働いていたのですが、ほぼフルタイム勤務になりました。


基本的には一人で育てているのですが、「子育てに関わりたい」と言ってくれる人もけっこういるので、その方たちに関われる範囲で関わってもらって、子育てを共有しています。賛否両論あると思いますが「出たり入ったりしやすい家族」というニュアンスにも近いかもしれません。

無理に縛っても出ていく人は出ていくと思うので、ゆるくつながりながら、一緒にご飯を食べたり、遊んだり。うちは産前から大臣制で「ごはん大臣」や「お風呂大臣」「洗濯物たたみ大臣」という風にしていて。やれることを、やれる人が、やれるときに、やれるかたちで関わるという形にしています。


結婚して子どもを産むというスタンダードな方法で子育てができるならそうしたかったんですけど、「私には合わないな、違和感があるな」という気持ちがあって、自分流にカスタムせざるを得なかっただけなんです

最近ではよく「選択的シングルマザー」と呼ばれることも増えてきたのですが、選択的シングルマザーを「選んだ」わけではない。


選択的シングルマザーになりたい人に一言」とか言われることがたまにあるんですけど自分でやれる範囲の事からやってみればいいと思う。みんなができることでもないと思うので、いろんな人と話して、時間をかけて考えたらいいと思います。

ただ、いろいろな人がそれぞれにぴったりくるやり方を見つけられたらいいなとは思いますね。そういうあり方に対して攻撃や批判をするのでなく、応援できる社会は自分で作っていくんだ、っていつも思っています。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180617-00010000-huffpost-soci

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最近は選択の多様化が進められていますが、まさか自分からシングルマザーになる女性がいたとは想像できませんでした。

確かに好きな人も愛する人も出会うことができなかったり、結婚生活に縛られるのが嫌だとか様々な理由はあったとしても、それでも子供が欲しいと思う女性の方はいらっしゃるということです。


上の人のを読む限り、俗にいう地域ぐるみの子育てを実施しています。

たくさんの人が、近場に住む、あるいはシェアルーム?的な感じで子育てに関わり、手伝いあうことは素晴らしいと思います。



しかし、残念ながら多様性という言葉は非常に使い勝手のいい言葉だなと思ってしまうのが主の印象です。

もちろん否定はしませんが、なぜ貧困シングルマザーが問題になってるのかよく分かってらっしゃるのでしょうか。



シングルマザーの一番の問題点はやはり稼ぎの限界です。

この女性が人間的にも能力的にも素晴らしく稼ぎが500〜800万以上あり、計画的に貯金すれば、おそらくやっていけます。しかし、偏見にはなってしまいますが誰もが計画的に貯金したり稼げる能力を持ってるわけではありません。


そうした女性はどうしても低所得あるいは150-300万で自分と育っていく子供を養わなければなりません。

前にも話していて、現金的な話になってしまって申し訳ないのですが、子供は成人になるまでにどうしても金がかかります。


上の女性の周りの方々は金銭的な支援までしてくれるのでしょうか?もしも自分の体が万が一壊れたり何か起きたりした時に肩代わりしてくれるほどの方々なのでしょうか。



そういったことまで考えてしまう自分が否定的すぎると言われたらそこまでですが、やはり稼ぎ頭は2人いた方が何かと都合がいいと思うしどうにかなるはずです。


あとは、もしも小さい頃や思春期と言われる中学から高校までの難しい時期に、どうして母親あるいは父親がいないの?と聞いた時に、あなたには生物学的には父親がいるのよと言われたら何だか言葉にできない気持ちになってしまう気がします。


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妊娠にあたっては精子バンクを利用することを選びました。外資系企業に勤務していたことから本社のあるアメリカに出張した時の休日を利用して精子バンクへ。ここの精子バンクでは人種や身長、IQや学歴等、細かい指定をするほど費用が加算されるシステムでした。


妊娠に至るまでに新車一台分くらいの費用がかかったそうですが、念願の子どもを授かることができて幸せだと言います。そして、現在も妊娠前と同じ外資系企業に勤務しながら子育てをしています。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180614-00010001-alterna-soci


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そして、2つ目の記事の女性たちに共通するのはお金持ちということを頭に入れてください。



この記事を読んだ時に、以前お話しした

機動戦士ガンダムSEEDの話を覚えてる方はいらっしゃるでしょうか。


見た目や能力を遺伝子操作し、親の思い描いた子供を作り、その子供をコーディネーターと呼び、遺伝子操作を行わなかったナチュラルと呼ばれる人と共存できなくなり戦争をする話です。



記事では遺伝子操作はしないものの、親が欲しいと思った見た目や能力を選ぶところに恐怖を覚えました。

こういった技術はやはり需要があり、実際に使われてるんだと思い知りました。

これも俗にいう生物学的には父親がいるが父親はいませんという話です。



人間の欲望というのは限界がない上にその欲望を叶えてしまう科学技術は凄いなと感じます。



最後に


家族の形や構成は様々になるのはもちろん構いませんし、それを理由に否定することはよくありません。

しかし、それら全てに共通するのは子供をしっかり一人前にできたり、途中で育児放棄みたいにならないかが非常に不安です。


同性結婚は子育ては二人でしますが、シングルは周りの助けがあったとしても一人です。



記事の最後に決してシングルマザーをブームにしたり助長する気はないと書いてありましたが、やはり記事になる以上需要があるはずです。計画なしにシングルマザーになり悲惨な事故が起きないことを切に願います。