ほのぼの日常

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兵器の革新

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 軍需産業のなかでも、防衛システムの開発と製造に関する請負業者であるロッキード・マーティン社は、戦闘機に配備可能なレーザーを設計するため2360万ドルの資金援助を受ける契約をしました。


レーザーポッド(レーザー発射砲)はもはや空想の産物などではなく、実際に飛んでくる対空ミサイルを破壊することができる対空防衛システムなのです。ミサイルの発明以来、空対空そして地対空ミサイルは戦場で最大の勢力がありました。高速なものを迎撃することはとても困難なことで、パイロットは時間をほとんどかけずに飛行を開始し、フレア(赤外線誘導ミサイル)やチャフ(レーダー妨害ミサイル)などの受動的防御策を実施していました。オートメーション(自動化)と光速で対空物をターゲットとするこの能力は、航空ミサイルに対する積極的な防衛を実現することでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180727-00010008-esquire-life

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流石世界の覇者の米国だなぁと思わせる記事です。

レーザーと言えばSFの世界の代名詞でしたが、今や手の届くところにあると思うと複雑な気持ちです。



レーザーが主流になると電力などのエネルギーに頼るため、弾薬という概念が無くなります。

さらに一発あたりの費用が安くなるため効率のいい武器です。


しかし、レーザーは雨や霧などで威力が弱まったりと問題はあるようですが、雲の上ならばそういった問題は無くなる気がするのでピッタリです。


レーザー防衛が成功すればミサイルなどの実体のある兵器からの攻撃はまず通じません。

現在のミサイルをミサイルで破壊できたとしても、破片は降り注ぎます。しかし、それさえも焼き切れるのです。

日本の沿岸沿いに配備できればこれ以上素晴らしい防衛兵器は無いと思います。



1つ難点があるとしたら、どこまでの高さまで射程があるかです。



他にも米国は無人兵器にも力を入れています。


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米海軍がすすめる「MQ-25プログラム」では、空母からの離発着(カタパルト発艦とアレスティング・ワイヤーによる着艦)が可能な無人給油機の開発を求めています。


この給油機の要求性能は、「空母から半径500海里の範囲まで進出し、1万4000ポンドの燃料を他の機体に空中給油できる」というもの。このような給油機により、「F/A-18E/F スーパーホーネット」、「F-35C ジョイントストライクファイター」などの艦載戦闘機の作戦範囲は、大幅に拡大できる可能性が高まるのです。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180726-00010009-esquire-life

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給油機でさえ無人兵器なのですから、今後の戦争の形が無人兵器が主力になるのは目に見えています。



さて、残念ながら武器兵器の開発に勤しんでるのは米国だけではありません。




まずはロシア


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プーチンが開発を明らかにした複数の兵器で、原子力推進式で核搭載可能な兵器や、アメリカを含む世界各国の最先端のミサイル防衛システムをかいくぐる能力があるレーザーシステムなどもある。


RS-28について、射程距離は事実上無制限で、北極上空経由でも南極経由でも飛ばせると述べた。

また、ロシア国防省は無人の超大型原子力推進核魚雷「ポセイドン」のテストを明らかにした。ポセイドンは核魚雷を搭載可能で、ホワイトハウスが発表した報告書では「世界を破滅させる兵器」とされている。


固定式のレーザー攻撃システム「ペレスベート」の動画も公開された。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180723-00010009-newsweek-int

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国力が落ちた、中国より劣ってるみたいな話も出ていましたがなんだかんだロシアです。

通常兵器だけではなく核兵器までしっかりと手をつけてるところがオソロシアと言われるだけあります。

こんなのが北方領土を奪ってるのですから、なかなか手を出せないのは、諦めてはいけませんが仕方ないことです。




お次は中国。


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中国海軍は偵察、機雷敷設、待ち伏せ、自爆攻撃などさまざまな作戦を人間の操作なく自ら遂行できる無人AI潜水艦を中国共産党創立100周年の2021年までに開発する計画だ。無人潜水艦は偵察、機雷敷設、待ち伏せなどの作戦を遂行するほか、敵軍の攻撃を誘導するおとりにも使用できる。また人命の被害がないため、状況によっては空母や巡洋艦への自爆攻撃も可能だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000001-cnippou-kr

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人工知能搭載の無人兵器とは‥

中国の恐ろしいところは軍備に貪欲なところです。そして1つ試作品ができれば量産体制までできてしまうところです。


これに無人兵器が加わると人員の損耗がないため自爆兵器にまでなってしまうところです。


どんな兵器でさえ、近場からのそれなりの爆発に耐えることはまず無理でしょう。無人兵器な上に潜水艦なのですから、船や空母、果ては同じ潜水艦も沈没させることができます。



特攻機と言うのはかなり有能な兵器ということが皮肉にも日本が示してしまいました。

それは時代が変わってもおそらく変わらないことです。



EUも合同で戦闘機を作ったり、インドも空母を取り入れたり、オーストラリアは潜水艦を買ったりと、結局世界は軍縮軍縮と言いながら軍備拡大をしてるのが実情です。




最後に


日本はレーダー1つ配備するだけでもかなりの時間と手間がかかります。

極め付けは軍事力を持たない、交戦権を否定する害悪がある上に、そういった話をタブー化する象徴があります。


確かに軍事費と言うのはかなりの金食い虫です。その上戦争が太平洋戦争いこうない為、必要性さえないのでは?と御花畑様が出てきてる始末。


しかし、現実を見れば竹島を制圧され、北方領土も制圧され、尖閣諸島や沖縄、対馬を内からも外からも狙われてる始末です。


戦争は起きなくても紛争や小競り合いは起きます。そして真っ先に戦うのは現場にいる海保や自衛隊なのです。犠牲が出てから軍備や法律を整備しても遅いことは誰にもわかるはずです。



そんな戦闘による殉職者が出る前に真面目に考えて欲しいと思います。


写真はイメージです