小さな敵
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温水環境を好むフォーラーネグレリア(学名Naegleria fowleri:ネグレリア・フォーレリ)というアメーバを探すためだった。感染したらほぼ全員が死亡する、脳を食べるアメーバだ。
脳では細胞を融解させる物質を出し、前頭葉の組織を溶かして栄養を得る。微生物学者がフードカップと呼ぶ口のような摂食器官を使うのだ。症状は曝露から10日以内に現れ、一部を例外としてほとんどの場合、症状が現れてから5日以内に死亡する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181017-00010002-wired-sctch
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人間の敵は人間だけではありません。
目に見えない極小さな生物でさえ、人間に牙を剥きます。
このアメーバに身体の中に入られると、初期症状は風邪に似てますが、だいたい五日以内で9割ぐらいの割合で死ぬそうです。
恐ろしいウイルスがいるものです。
個人的な見解ですが、このウイルスは寒い地域が苦手で、昨今の温暖化で生息域が広がったのかもしれません。
さて、敵はアメーバだけではありません。
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温かい汽水域に生息するバクテリア、ヴィブリオ・ヴァルニフィカス による被害が増加しているという。汚染された海産物の摂取や傷口の汚染によって感染し、数日で命を落とすこともある。
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それにしても、暖かい地域に住むバクテリアやウイルスが多いですね。
温暖化というのは良くも悪くも目に見えない影響もあるようです。
海産物を生で食べるのはなかなか勇気がいる時代になりつつあるのでしょうか。まぁ高温で熱せれば問題ないと思います。
さて、人類はそんな強力なウイルスさえも作れるようになりました!!
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天然痘は、致死率が約2割から5割と高く、強い感染力を持つ感染症だ。ワクチン接種による予防が有効であり、20世紀以降、この予防法が世界的に普及したことで、1980年には、世界保健機関(WHO)によってその根絶が宣言された。しかし、近年、天然痘を人工合成によって作製できる可能性が高まりつつあり、天然痘の再発リスクが指摘されている。
米国科学工学医学アカデミーが2018年6月に「合成生物の悪用で新たな兵器が生まれるリスクが高まっている」との研究結果を明らかにするなど、合成生物学の進化に伴って、そのリスクについても慎重に評価する必要性が高まっている。このような状況のもと、学術雑誌を中心とするメディアの姿勢やあり方にも変化が求められそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181015-00010006-newsweek-int
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サリンや化学兵器がある時代ですし、ウイルス兵器も作れてしまう‥戦争とは悲惨なものです。
ただ、こういった強力なウイルスを作り出せれば、それの対応策も探ることができ、ワクチンも完成して人類の為にもなります。
そう考えてみると、やはり技術の進歩は表裏一体とも思います。結局どんな技術も扱うのは人間であり、その人間がいい人か悪い人かの違いです。
こういった生物兵器、化学兵器がテロリストに渡るとと考えてしまう自分に、ドラマの見過ぎだと思ってしまいました。
最後に
原子力、ウイルス、化学兵器、AIと新技術の進歩は著しく、私のような一般人には理解できないこともお偉いさんたちや科学者、技術者は私達のために、人類の為に未知の力を扱えるように努力してます。
それが後の人類に吉と出るのか、凶と出るのか今後の人類の行方を生きてる限り見続けたいです。
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