ほのぼの日常

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強いリーダー_φ( ̄ー ̄ )

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ラテンアメリカで最大の経済大国ブラジルの大統領に来年1月から、「トランプ以上」と言われる極右で排外主義者、セクシストの大統領が就任することになった。ジャイル・ボルソナロ、63歳である。


市民が労働者党の政治にうんざりしているのは、彼らの生活が景気の低迷で後退しているという一方で、ルラから始まって労働者党が汚職に染まり切っているということである。汚職というのはラテンアメリカでもつきもので、ブラジルの場合は議員の60%が汚職罪に問われているというのがジャーナリストの調査で明らかにされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181101-00177773-hbolz-int

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ブラジルの軍政期(1964‐85年)に同氏は士官学校を出て軍歴を積んだ。民政移管後、30代前半で政治の道に入り、1991年からリオデジャネイロ州選出の下院議員を務めている。現地の報道によると、下院議員としての27年間で約170の法案を提案し、そのうち承認されたのは工業製品税の免除とがん治療薬承認に関する2つだけという。政治家としての実績は驚くほど乏しいといえる。


ボルソナロ氏自身が直接、旗を振るのは、全国民の銃所持促進、刑罰の適用年齢引き下げといった犯罪対策のほか、同性婚・中絶反対といった保守的な社会政策になるだろう。外交的には親米である。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00010000-socra-int

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ブラジルで新たなリーダーが決定しました。

ジャイル・ボルソナロ氏です。



彼は軍人上がりで南米のトランプ氏と呼ばれてるそうです。


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「ブラジルのトランプ」などとも呼ばれるボウソナロ氏は選挙戦で、確固たる政権支配によってブラジルを危機から救うと公約。拷問のあからさまな支持や、女性や同性愛者、黒人への差別的発言には非難もあったが、既存勢力への怒りを吸い上げて勝利につなげた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00010001-afpbbnewsv-int

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ボルソナロ氏が大統領になれた背景として、労働者党の政治不信や、治安の悪さをどうにかしてほしいという民衆の期待の表れと言われてます。

フィリピンのドゥルテ氏に続いてなので、共通してる事は、わかりやすい政策と実行力を期待してるのかもしれません。



ただ、個人的には中国との対決姿勢を示してくれたことに好感を持ちます。

中国資本に頼らないブラジルを!!と言うのは後のブラジルの為になります。

ブラジル資本には、他国と同じように中国資本の手が伸びています。



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ブラジル企画予算管理省はこのほど、2018年1-6月の中国の対ブラジル投資について報告書を発表し、累計投資額、投資プロジェクト件数ともに前年同期を大幅に上回ったと明らかにした。累計投資額は15億4000万ドルと、前年同期の5億8900万ドルから161%もの大幅増となった。


http://japanese.china.org.cn/business/txt/2018-07/11/content_56224889.htm

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発電所や変電所などのインフラ関係の投資が行われています。

中国はインフラ投資に強いです。


韓国よりかははるかにマシですが、それでも中国によるインフラ整備はモノだけ作ると揶揄されています。

アフリカでは、中国人による中国人の手でインフラを作り上げる為、住んでる人達の雇用が生まれず、技術も育ちません。

中国にとっては成長してほしくないんでしょうね。



著しい経済成長とは別にブラジルでは治安の悪さも課題になっています。



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ブラジルでは、一般犯罪が増加しており、特に大都市圏での増加が顕著で、犯罪手口も凶悪化しています。また、麻薬に絡む組織的な犯罪も増えています。


サンパウロにおいては、幹線道路を走行中の車が停車したところを襲う強盗事件が多発していますが、特にコンゴーニャス国際空港及びグアルーリョス国際空港から市内に至る幹線道路において、空港から市内に向かう車両を狙った強盗事件が多発しています。


また、ブラジルでは「短時間誘拐」(あるいは「電撃誘拐」、「稲妻強盗」等と呼ばれる)が多発しており、サンパウロ市内においては、平均して1日12件(2時間に1件)発生しているという調査結果も出ています。手口は、被害者の身体を短時間拘束し、その間に、所持している現金だけでなく、所持しているキャッシュカードやクレジットカードで現金を引き出させ、その現金も強奪するというものです。


https://www.otoa.com/news_detail.php?code=132

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場所によるとは思いますが、それでもブラジルの治安は非常に悪いと言われてます。(オリンピックが開催できたのがスゴイ)


スラム街などの貧困によるものもありますが、麻薬組織なども存在してるようで、日夜銃撃戦が絶えない地域もあるようです。

警察や軍に殺された人は約70,000人もいます。



主もブラジルに住んでればどうにかしてほしいと思ってしまいますね。




最後に


極端な政策、わかりやすい政策というのは誰の心にも響きます。ブラジルの場合は労働者党が13年もの長期政権を担えたにも関わらず、汚職がはびこり、治安をどうにかできなかった故の結果と言われても仕方ありません。


ボルソナロ氏は汚職撲滅、治安回復というわかりやすく誰もが求めてる事を取り上げました。さらに軍人上がりという事で実行力もあるのでは?とも言われ、トランプ氏と同じような事をし、その期待に拍車をかけてます。

フランスでは、こういった極端な主張をした人が大統領にはなりませんでした。


ただ、アメリカ、フィリピン、ブラジルと続いたので、もしかしたらドイツやイギリスでもこの流れに続くのかもしれません。

中国になびくのではなく対決姿勢を示してくれる国が出てきてくれる事はいい事なのですがね。


自国が自国の為にというのは当たり前ですが、その上で強調できる世界を作りあげてほしいです。