どちらを取っても損(;_;)
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ロウハニ大統領はテレビ放送された演説で、米国による制裁は国際的な規制に反しているとして「違法で不当な制裁をわれわれは堂々と無視すると宣言する」と述べた。
トランプ政権は今年5月、主要6か国とイランの間で結んだ2015年の核合意から離脱。これを受けて再発動された制裁はイランの原油輸出を抑え込み、国際金融網からイランを排除することを目的としている。【
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000030-jij_afp-int
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米政府は2日、5日から発動するイランへの経済制裁で、700の個人と団体を制裁対象に加えるとともに、金融送金網からイランを締め出すよう国際銀行間通信協会(SWIFT)に圧力をかける考えを示した。
マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は、米国の狙いはイランの核開発と同地域の「テロ」の広範な支援と米国が呼ぶ活動を阻止するため、イラン経済を弱体化させて圧力をかけることだと述べた。再び制裁を科す「目的は、死と破壊を世界に広げるために使用しているイランの資金源を断つことにある」と説明した。
イラン産原油の禁輸に関し、ポンペオ長官は制裁対象から除外する8か国を明らかにしていないが、インド、日本、韓国とおそらく中国が含まれるとみられる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-00000001-jij_afp-int
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日本のエネルギー事情をアメリカが考慮してくれるかわかりませんが、アメリカとイランを天秤にかけたのなら、日本はもちろんアメリカを選びます。
エネルギーを自国で十分に賄えない為に、他国の事情に左右されてしまうのは、首根っこを掴まれてるのと同じ状態です。
太平洋戦争が起きた理由は色々ありますが、やはりエネルギー関係を止められたのが大きな要因の1つです。
残念ながら日本のエネルギーは中東に多く依存しています。
日本のエネルギー自給率は8%と非常に低く、過去に石油ショックがありましたが、今でも8割近く依存しています。
中東の中でもイランと日本の関係は良好で、もしもイランの喧嘩相手がアメリカでなければ、おそらく日本はイランの制裁に協力はしないです。
ただ、イランは北朝鮮と繋がってると言われており、北朝鮮を干からびさせる為にも日本はイラン制裁に協力する必要があります。
北朝鮮の場合は中国やロシア、お友達の韓国という制裁の抜け目がありすぎて、制裁にさえなってないかもしれません。
しかし、イランにはそういった強いバックがあるわけではないので制裁がモロに刺さります。
その為に株価や投資が著しく下がり、物価が高くなり庶民の生活は大打撃を受けます
庶民たちの不満が爆発し、政権が倒れ親米にさせるのが1つの目的かもしれません。
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米国は5日、イランの石油や金融部門を中心に経済制裁第2弾を再開した。イランのミサイルや核開発を制限すると共に、中東地域で高まるイランの軍事・政治的影響力を抑える狙い。
2015年の核合意で解除された米国の制裁が復活する。また、イランの石油、船舶、保険、銀行部門の約300の団体などが制裁対象に追加された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000053-reut-asia
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イラン国防軍需省は3日、同国初となる国産戦闘機「コウサル(Kowsar)」の製造ラインの写真を公開した。
第4世代の新型戦闘機「コウサル」には「高度な航空電子工学を駆使した装置」や多目的レーダーが搭載されている。
http://www.afpbb.com/?cx_part=nav
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イランの軍事力は中東の中では強く、軍隊の規模も大きいです。最近では戦闘機も作れるようになりました。
イランの敵はアメリカだけではありません。中東でさえ敵が多いのです。特にサウジアラビアとは仲が悪いを通り越しています。
もしかしたら間接的に親米国であるサウジアラビアを手助けしてるのかもしれませんね。
最後に
日本はエネルギー政策を本当にどうにかしなければなりません。度々中東に振り回されていては、安定した経済成長など夢のまた夢です。
原子力は危険と忌避され、太陽光は天気に左右され、風力は地形的に厳しく、水力発電も微々たるものです。
エネルギーの解決策は海、深海ぐらいしかありません。
これは日本だけではありませんが、まだまだ世界は石油に依存しています。
なんとかこの石油依存から抜け出してほしいです。
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