ほのぼの日常

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ドロ沼

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シリア東部で抵抗を続けるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が反撃に乗り出し、2日間でクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」の戦闘員少なくとも47人を殺害した。


ISは「3か所別個に攻撃」を仕掛けた。ISの攻撃目標はアルバフラ(Al-Bahra)村とガラニジェ(Gharanij)村、およびタナク(Al-Tanak)油田近隣地域だった。タナク油田は操業中だが、SDFの軍事拠点としても使用されている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00000025-jij_afp-int

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「西アフリカ州」と呼ぶナイジェリア北東部で先週、118人を殺害したと発表した。同地域では軍事基地に対する攻撃が相次いでおり、再び勢力を強めるイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」への懸念が高まっている。

最近の攻撃の激しさと頻度は、ボコ・ハラム内の一派「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」が今や、「戦闘を継続する能力」を有し、「多数の戦闘員と物資」を自由に使えることを示唆している。

ISWAPはナイジェリアやチャド、ニジェールで軍事目標や外国目標に対する攻撃の頻度を増やしているほか、カメルーンでも存在感を強めている」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000010-jij_afp-int

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個人的には現時点でイスラム過激派組織は壊滅してる‥はずでしたが、どうもまだまだ力が残ってるみたいです。


シリア、ナイジェリア、チャド、ニジェール、イエメン、リビア、ソマリアでは武装組織が未だ壊滅せず活動を続けています。

もちろんISだけではないです。ボコ・ハラム、アルカイダ、アルシャバーブ、などなど危険な組織はたくさんあります。



イスラム過激派組織を倒すために協力してる組織同士でも仲間割れが起きてるようで、うまく進んでるのか、進んでないのか正直わかりません。



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同軍は声明で、「計画的かつ慎重な作戦」を実行し、最初の「精密爆撃」で27人、次の爆撃でさらに10人の戦闘員を殺害したと発表。一連の攻撃は「アルシャバーブ弱体化の取り組みを続けるソマリア連邦政府を支持するため」実行したものだと説明した。


ソマリアではここ数ヶ月、アルシャバーブに対する空爆やミサイル攻撃が増加している。同勢力が国際社会の支持を受けた首都モガディシオの政府の転覆を目指す一方、政府はアフリカ連合(AU)の軍事支援を受けている

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181121-00000006-jij_afp-int

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決して過激派組織に甘い事をしてるわけではないのです。

米軍や他の国々も民兵組織や色々なところと協力して日々過激派組織と戦っています。


しかし、その努力むなしく過激派組織は無くなりません。

統治機構が弱い国、管理しきれない砂漠など、国境線が不確かな場所に過激派組織は存在しています。



軍に堂々と攻撃を仕掛ける過激派組織とか恐ろしすぎますね。



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ナイジェリア北東部ボルノ州で18日にあった武装集団による軍基地襲撃で、兵士約100人が殺害されたと報じた。過激派ボコ・ハラムの「イスラム国」(IS)系勢力の犯行とみられる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181123-00000013-kyodonews-int

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過激派組織に人が集まったり、駆り立てられてしまう理由は二つあります。


一つ目は宗教的な呼びかけに応じてしまう事です。

これはISに顕著に表れたのですが、欧米を追い払え、宗教に基づく統治、宗教による最盛期の時代の領土の再獲得などです。

主も含めて時代を逆行してると思われる方も多いでしょうが、それは無宗派であり熱心な信者ではない為理由がわからないだけです。


実際にISにわざわざ渡航してまで密入国した人達の中には宗教に基づく統治に魅力を感じたと答えた方も多いです。



二つ目の理由は経済的な理由です。


現地の若者が過激派組織に組してしまうのは労働できる場所がない、働けても安い賃金です。

過激派組織は新興国や先進国の国民を人質に取り、身代金を獲得します。また、麻薬などの薬物による資金獲得など多種多様な方法で豊富な資金力を持つ組織が多いです。




戦う理由は人それぞれです。


しかし、戦えてしまう理由は、現地に武器が出回っていたり、資金を作れてしまうだけの組織力があるからこそ過激派組織が現れてしまうのです。

過激派組織の使う武器はロシア製だったり中国製だったりアメリカ製だったりフランスやイギリスなんでもありです。


こういった武器が出回らないように努力をしてるはずなのですが、さらに努力する必要があると思います。

その努力が武装組織の壊滅に繋がるはずです。




最後に



日本も明治時代には士族による内乱、現代ではテロなども起きました。イギリスでさえアイルランドの武装組織との戦いに明け暮れ、アメリカでは独立戦争、ロシアでは革命など、新興国や先進国(一部例外を含む)の国々の歴史は戦争や内乱、血を流しまくった結果、現在の強い国ができあがりました。


アフリカや中東は流れてる血の量だけ、先進国や新興国に負けない国になれると信じて、今この時の大変な時期を乗り越えて欲しいと思います。