ほのぼの日常

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悲しみとーいかーりーに、ひそーむ誠の心


『 黙れ❕小僧 』


宮崎駿監督のジブリ映画の名作「もののけ姫」の有名なシーンです。


主はジブリ映画もスターウォーズに負けじと好きです。

特にもののけ姫、天空の城ラピュタ、借り暮らしのアリエッティなどなどたくさんのジブリ映画を観てきました。



皆さんはどのジブリ映画が好きですか??

以前のジブリ総選挙第1位は千と千尋の神隠しのようです。



さてさて、誰もが知ってるあるいは聞いたことのあるはずのもののけ姫についておさらいしましょう。

舞台は室町時代の日本です。


主人公の少年アシタカの村に、タタリ神が襲来。そして、タタリ神に襲われてる少女を助けようとタタリ神を射抜き、腕が呪われるところから始まります。


その後、呪いのために村を追われます。


道中、ジコ坊からシシガミ様の話を聞き会いに行きました。


さらに進んだ先で、とうとうもののけ姫に出会います。



もののけ姫のサンは、自然破壊やもののけの住処を奪う人間達の大将エボシを殺すために何度も犬の神と共に襲撃します。



襲撃の最中にエボシ達に殺されそうになったサンを、火縄銃で撃たれながらもアシタカは守りました。

近くの山まで逃げた後、人間を憎んでいるサンはアシタカにナイフを向け殺そうとします。


そしていよいよあの名言が出て来ます。


「 生きろ。そなたは美しい 」

アシタカかっこいい‥。笑


殺すのをやめたサンはアシタカを介抱し、お互いに心を開き始めます。

が、とうとう人間ともののけの戦争が勃発。


サンはもちろんもののけの味方をし、もののけと共に人間に敗れ、最後の砦シシガミの森へと逃げました。



シシガミ様を頼ったサンともののけ達でしたが、シシガミは撃たれ、首がない状態で暴走しだし窮地に陥ることになります。


暴走しているシシガミ様を鎮めるには首を返す他ありませんでした。

ジコ坊から首を奪い返し、サンとアシタカは、シシガミ様に首を返して森を復活させます。


その後サンは森へ、アシタカは森の近くのタタラ場で暮らし、人間ともののけの共存の道を模索するのでした。



大まかな物語はこんな感じでしょうか??

主の特に大好きなシーンはアシタカと犬の神モロとの会話のシーンです。


二人はこんな会話をしてます。

アシタカ「モロ、森と人とが争わずに済む道は無いのか?本当にもう止められないのか?」


モロ「人間どもが集まっている。きゃつらの火がじきにここに届くだろう。」


アシタカ「サンをどうする気だ?あの子も道連れにするつもりか?」


モロ「いかにも人間らしい手前勝手な考えだな。サンは我が一族の娘だ。森と生き、森が死ぬ時は共に滅びる。」


アシタカ「あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!」


モロ「黙れ小僧!お前にあの娘の不幸が癒せるのか?森を侵した人間が、我が牙を逃れるために投げてよこした赤子がサンだ!人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ、哀れで醜い、かわいい我が娘だ!お前にサンを救えるか!?」




アシタカ「分からぬ…。だが共に生きることはできる!」


モロ「フハハハ!どうやって生きるのだ?サンと共に人間と戦うと言うのか?」


アシタカ「違う!それでは憎しみを増やすだけだ!」


モロ「小僧、もうお前にできる事は何もない。お前はじきに痣に食い殺される身だ。夜明けと共にここを立ち去れ。」


二人ともサンにとっての最善の道を模索するが相容れぬ次第です。

特にモロのサンに対する愛情の深さに涙なしではみれません。




んー長くなりました。

もののけ姫は私達に色々と投げかけてくる映画だと感じます。


人間第一主義による自然破壊に対する代償、動物達の物言えぬ恨み、自然との共存を模索するなどなど人によって捉え方はたくさんあります。


このような深く考えさせられたり、投げかけられたりする映画は主は大好きです。

やはりもののけ姫は名作だと感じます。