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遠い理想論

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170320-00000067-mai-cn


中国が核禁止条約に参加しないのは目に見えていたし、参加しない判断は国防的には正しい。


主的にはなぜ中国みたいな国が核保有国として認められているのかが疑問だ。


そもそも歴史的に見れば今の中国は戦勝国ではない。本当の戦勝国は中国ではなく台湾だ。




中国が核の開発に成功した理由は、国の威信をかけて多額の国家予算を何年も集中的に投入したからだ。



ちなみに核保有国は

アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国


🇺🇸🇷🇺🇬🇧🇫🇷🇨🇳


それ以外の国は核保有を禁止されている。

そのため、北朝鮮、パキスタン、イランなどは制裁を各国から受けている。



インドやイスラエルも核を持っていて制裁を受けたあるいは受けているみたいだが、北朝鮮などに比べるとたいした制裁ではなないらしい。




さて、NPTによって核保有国として認められた5カ国の共通している点にお気づきだろうか。


第二次世界大戦の戦勝国だ。さらに言えばこの5カ国は国連の常任理事国である。


第二次大戦を終わらせた功績と、今後の世界で昔の日本やドイツのような国の台頭を防ぐために作られた組織と言っても良い。




中国以外にもアメリカ、ロシアも核の放棄を棄権している。ついでに言えば日本も反対の立場を取っている。


日本はアメリカの核の傘に守られてるため、その傘を無くそうなど言語道断なんだろうと思われる。

唯一の核被爆国としては、核兵器廃棄を推進するべきだし、先頭を切って核廃絶をして欲しいのだが、核の有効性とその抑止力の効果を考えると難しい。



では、核を世界から無くしていくにはどうしたらいいのか。



主的な答えとしては核以上の戦略兵器の登場を待つしかない。




現状は、万が一第二次世界大戦のような世界戦争が起きた場合、自国の損害を減らしてなおかつ他国を滅ぼすあるいは降伏させるのに有能なのが核兵器だ。


もしも核を無くすのであれば、核の代わりになるような破壊兵器が登場し、その兵器が人体に一切悪影響が出ないような兵器であれば、核の存在定義が無くなり自ずと核保有国が核を減らしていくだろう。



なんとも悲しい結果しか思いつかないのが残念だが、国、民族、宗教、言語の違いがある限り世界平和など夢物語だ。

そんな夢物語でも、いつか恒久的な世界平和を願いたいものである。