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緊迫する中東諸国🇸🇦🇾🇪🇮🇷🇶🇦🇦🇪

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170605-00000039-reut-m_est



中東にまた一つ大きな問題が起きました。


それは諸国の国がカタールと断交したことです。

🇶🇦🇶🇦



カタールと断交した国はサウジアラビア、イエメン、アラブ首長国連邦、バーレーンなど含む7カ国です。



断交した理由は

ムスリム同胞団に対する支援

ISIS、アルカイダなどのテロ組織に対する支援だそうです。



これにより陸海空を遮断。断行することになりました。




なぜこんなにも多くの国が断交したかというと、サウジアラビアの影響力のせいです。

サウジアラビアは中東の盟主と言われています。



サウジアラビアの盟主と言われる理由は経済力と軍事力が中東諸国より上だからです。


経済力は主にエネルギー産出国として他を圧倒している。それは2658億バレルとされる莫大な石油埋蔵量であり、日量1000万バレルを超える石油生産能力です。



<単位:千トン>

順位 国名 2015年 注

1 サウジアラビア 568,493

2 米国 567,250

3 ロシア 540,725

4 カナダ 215,464

5 中国 214,560

6 イラク 197,020

7 イラン 182,577

8 アラブ首長国連邦 175,456

9 クウェート 149,106

10 ベネズエラ 135,194

11 ブラジル 131,802

12 メキシコ 127,577

13 ナイジェリア 113,006

14 アンゴラ 88,701

15 ノルウェー 88,022

16 カザフスタン 79,306

17 カタール 79,279

18 アルジェリア 68,487

19 コロンビア 53,070

20 オマーン


http://www.globalnote.jp/post-3200.html



未だエネルギーは石油に頼っている部分が大きいため、サウジアラビアの影響力は大きい。裏を返せば、石油に頼らない時代になるとサウジアラビアが廃れるということです。

他にも石油が枯渇する場合も考えられます。



サウジアラビアが軍事力でも強い理由は、アメリカとの繋がりがあるからです。

戦車や航空機、兵士の数などかなりの規模のようです。





そのため、中東諸国はサウジアラビアに追従する動きを見せています。

逆にサウジアラビアの影響力が少ない国はイランです🇮🇷。



https://www.jbic.go.jp/wp-content/uploads/reference_ja/2016/07/49664/20160722_dubai.pdf


イランは核問題で、世界(アメリカ)と対立しています。


さらにサウジアラビアはスンニ派ですが、イランはシーア派です。

シーア派とスンニ派の違いは、シーア派は、イスラム教の預言者ムハンマドの後継者は義理の息子イマーム・アリーであり、イスラム世界の指導権はムハンマドの子孫に引き継がれるべきだと信じている。 一方、スンニ派はイスラム世界の指導者は必ずしも世襲される必要はないと考えています。


http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM04H5Y_U6A100C1FF8000/


正直主にはよくわかりません( ; ; )




そして、イランはIS掃討作戦にも貢献したり、各国のシーア派に対する工作も行なっているようです。

そのため、イエメンの内戦はサウジアラビアとイランの代理戦争に陥っています。




こういったサウジアラビアとイランの確執に巻き込まれているのがカタールです。

カタールスンニ派が多いですが、イランよりになることでしょう。



中東のいたるところで戦争が起きる日もそう遠くはないかもしれません。