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内戦下のシリアに2015年に入国した後に行方不明になり、過激派組織の拘束から解放されたとみられるフリージャーナリストの安田純平さん(44)について、日本政府は24日、安田さん本人と確認したと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000069-asahi-int
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まずは助かって良かったですね。トルコ、カタール、日本政府などの努力のおかげです。
助かった安田さんですが、自己責任論と、英雄?擁護論と世間は別れてるようです。
残念ながら主は自己責任論派です。
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国際テロ情勢に詳しい公共政策調査会の板橋功・研究センター長は「政府には邦人保護の義務があり、拘束されれば必ず救出に向けて動く」と指摘した上で、「取材者は紛争地入りを『自己責任』だと考えていても、拘束されれば政府が対応することになる。紛争地取材の重要性は否定しないが、信頼できる現地コーディネーターの選定やセキュリティー、誘拐保険などの安全対策をきちんと取るのが取材者の最低限の責任だろう」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000079-mai-soci
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安田さん自身も助けて欲しいとは思ってなかったようですが、日本国民が拉致に合えば助けに行くのは当たり前であり、日本政府の義務です。(それができてないのが北朝鮮拉致被害者)
さて、自己責任論が浮上してる理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は捕まりすぎです。
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1回目:2003年イラク軍に拘束される
2回目:2003年イラク警察に拘束される
3回目:2004年バクダットで武装勢力に拘束される
4回目:2009年MYUに拘束される
5回目:2015年ヌスラ戦線に拘束される
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確かに多いですが、個人的にはよく殺されずに帰って来た強運の持ち主だなと感じます。
2つ目の理由は
当時、日本政府から渡航禁止が発令されてました。しかし、安田さんは日本政府をチキン国家とツイッターに書き込み、見事に拉致されてしまいました。
もしも当時、日本政府が渡航禁止やその地域は危険だと呼びかけてなければ、政府を批判できます。しかし、しっかり対策や警告を行なっているのです。
だからこそ、自業自得だと言われてしまっています。
ただ、主にとっては戦場ジャーナリストは非常に貴重な存在です。もちろん、海外メディアがネットで記事を公開したりしてるので調べたりすることはできますが、それでも同じ日本人による日本語による記事の方が現地がよくわかるからです。
そんな危険な地域に命がけで取材して現場を伝えてくれる戦場ジャーナリストはすごい存在だと思います。
しかし、それを差し引いたとしても安田さんを擁護することは難しいです。
恣意的に切り取ったので全文を読んでもらった方がいいと思います。
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ー解放された瞬間というのはどんな?
荷物をすべて奪われたので、そのことがとにかく頭にきている。3年、40か月全く仕事も何もできなかったうえに、すべての資産であるカメラであったり仕事のための道具それまで奪われたというか、そこまでするかという。解放の瞬間はまずそれですね。
その時の気持ちとしてはどうでしたか。ほっとしたとか?
いや、とにかく荷物がないことに腹が立って、ということと、トルコ政府側に引き渡されるとすぐに日本大使館に引き渡されると。そうなると、あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人がおそらくいるんじゃないかと。それだけは避けたかったので、ああいう形の解放のされ方というのは望まない解放のされ方だったということがありまして。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684821000.html
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荷物を奪われて頭にきてる?望まない解放のされかた?日本政府の働きかけがあったかような印象を避けたい?
安田さんは何を言ってるのでしょうか。
そもそも解放されたのに、お礼?感謝の気持ちを持たず、不満を言うとはどんな神経してやがるのでしょうか。
主はこの記事を読んだ時に、自業自得派になってしまいました。
おそらく、このやり取りは報道されないと思います。
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「他の囚人(監禁被害者)が、釈放された後に『あそこにニュースで出ている人質の日本人がいる』と言われたら、私の監禁場所が世間にばれて(犯行グループが)攻撃されるかもしれない」と説明。そのため、「『韓国人だと言え』と言われた」といい、従ったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000049-asahi-soci
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まぁ無理やり言わされたのなら仕方ないと思いますが、日本語をあれだけ達者に喋ると、その時点で日本人と暴露してるようなものです。
主的には、日本政府は絶対に助けないから、在日韓国人のフリをして韓国政府に助けてもらおうとしたのかと思ってました。
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国連の専門家パネルが2014年に作成した報告書によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が人々を拉致して得る身代金は推定で年3500万~4500万ドル(約39億~51億円)に及ぶ。国連安全保障理事会は14年1月、身代金が新たなテロを起こす資金源になりかねないなどの理由から、支払いに応じないよう各国政府に求める決議を全会一致で採択した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00000006-asahi-soci
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罰則規定はありませんが、基本的にテロリストに身代金を払うのはダメです。
しかし、身代金を払うケースは多々あるようです。その為に身代金ビジネスが終わることがありません。
人命重視の世界ですから、こればかりは批判できません。それでも主としてはあまり身代金を払って欲しくないですね。
身代金を払えば、テロリスト達に豊富な資金を渡すことになり、味をしめたテロリストがまた拉致誘拐を起こします。
または、その金で更なる泥沼化になり、多くの人が死にます。
それほど多額の身代金には力があるのです。
最後に
安田さんが助かったことは非常に幸運なケースです。実際に後藤さんは残念ながら殺されてしまいました。
安田さんがもしも、今後も戦場ジャーナリストとして活動するのであれば、次は拉致されないことを願います。
そして、多額の身代金を払ってくれたカタールや(日本政府がカタールに身代金を渡した可能性も否定できない)日本人を助けることに協力してくれたトルコには感謝したいです。
ありがとうございました!!
そして、これを機に北朝鮮拉致被害者をどうにか助けて欲しいです。