ほのぼの日常

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平和が遠い世界🕊

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 ロシア外務省は30日、イギリスとアメリカに追随する形でロシアの外交官を国外追放することを決めたドイツやフランスなど、23か国の大使を呼び出しました。そのうえで、23か国が国外追放するロシアの外交官と同数の外交官をロシアから追放することを通告しました。


https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180331-00000068-jnn-int


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欧米はロシアの外交官を追放し、仕返しとばかりにロシアも欧米の外交官を追放しました。



この事件のきっかけはロシア元スパイ殺害事件です。

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英当局は、旧ソ連で開発されロシアが製造能力をもつとされる猛毒の神経剤「ノビチョク」が使われたとみるが、2人がノビチョクに接触した経緯は明らかにしてこなかった。ただ、ロシアに責任がある可能性が「極めて高い」と判断し、ロシア外交官23人を国外追放した。英国への支持は広がり、米欧28カ国が140人以上のロシア外交官の国外追放を決めている。


https://search.yahoo.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/2018/03/28/russian-spy-door_a_23398073/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEYAQ%253D%253D

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確定はしてませんが、おそらく99%ロシアの仕業であろうと言うことで、この制裁合戦が起きています。


裏切り者に死をと言う考えなのか、強いロシアを体現するためなのわかりませんが、本人だけでなく家族もろとも殺そうとしてしまうのは悲惨な話です。



ただ、スパイと言うのは国を裏切った場合は当たり前ですが、自国に帰ることが難しいです。

なぜなら帰れば処罰されるからです。


アメリカのスパイであったスノーデン氏はアメリカの盗聴の仕方や実際に盗聴されてる国などの内部事情を暴露し、ロシアに逃亡?しました。

今でもアメリカがロシアに対して引き渡しを要求していると思います。



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 英国のメイ首相は12日の国会演説で、ロシアに責任がある可能性が「非常に高い」と主張。根拠として、被害者に使われた毒物は、旧ソ連が1980年代に開発した神経剤「ノビチョク」だと英国防省の専門家らが特定したと明らかにした。さらに、「ロシアが国家として暗殺を実行してきた記録があり、亡命者の一部を暗殺の正当な標的と見なしている」ことも傍証とした。ジョンソン英外相は18日、「ロシアが過去10年間、ノビチョクを製造・保管している証拠を持っている」と明言した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000043-mai-int&pos=5

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そして使われた毒が化学兵器であり、ロシアではなくイギリスで行われたことがさらに問題を複雑にさせました。


この毒は北朝鮮が使用した毒よりさらに強く、ソ連時代から使われ続けている化学兵器だそうです。



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現時点で追放に加わっていない国は、EU28カ国中9カ国。このうちオーストリアのクルツ首相は、理由を「橋渡しのため」と説明する。ただ、同国の石油企業OMVは、ロシアからバルト海経由で欧州にガスを運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」に多額の資金を拠出。前財務相がロシア国営ガス企業ガスプロムの顧問に就任するなど、エネルギー産業を通じてロシアとのつながりは深く、強い態度は取りにくい。


ロシアへの経済依存度が高いブルガリア、スロバキア、スロベニアといった中東欧諸国も加わっていない。

地中海の島国キプロスも不参加だ。租税回避地の同国にはロシアの富豪が多額の資金を預けており、資金が引き揚げられれば大きな打撃となる。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00000048-jij-eurp

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ただ、ウクライナ制裁を続けながらさらに制裁をと言うのは難しい話でEUとはいえ温度差があります。

特にエネルギーや経済にロシアと関わりのある国は強い態度を取ることが非常に厳しいです。


いかにエネルギーを他国に握られると何もできないかわかります。


主もスパイを殺害した犯人はおそらくロシアではないかと思っていますが、日本がロシアの外交官を追放しなかったのは英断だと思います。


今の日本では難しいですが仲裁できれば素晴らしいです。




最後に



欧米とロシアが歩み寄るにはまだまだ時間がかかります。おそらくプーチンさんである限りまず無理でしょう


日本では遠い異国の話のように感じるかもしれませんが日本が関係ないなどありえません。世界でスパイ合戦など当たり前です。特に中国では世界の息のかかった機関や国民がスパイに早変わりということもあります。

今はどちらかと言えばハッカーによるデータを盗む方が主流かもしれませんが、まだまだスパイが暗躍している時代だということを認識した方がいいです。


私達には関係ないと思われる話かもしれませんが、何らかの特殊な技術を持つ企業や人材は気をつけた方がいいですし、そう行った情報を持つ人も狙われます。


力の戦争もそうですが情報戦争の方がもしかしたらより深刻かもしれません。