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死刑は賛成?反対?

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独シュピーゲル電子版は「日本は死刑を堅持する数少ない先進国だ」としたうえで、「アサハラの死は、支持者には殉教と映り、新たな指導者を生みかねない」とする専門家の声を紹介した。

欧州連合(EU)加盟28カ国とアイスランド、ノルウェー、スイスは6日、今回の死刑執行を受けて「被害者やその家族には心から同情し、テロは厳しく非難するが、いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」などとする共同声明を発表した。そのうえで「同じ価値観を持つ日本には、引き続き死刑制度の廃止を求めていく」とした。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000009-asahi-soci

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最初に明確にしておきますが、主は死刑に賛成です。


以前も書きましたが、例えば自分の身内が殺された場合に、なぜ犯人はのうのうと刑務所で生きていけるのか疑問を持ってしまいます。

当たり前ですがどんなに願っても手を尽くしても殺された人は帰ってきません。しかし殺した人間は生き続ける‥


こんな理不尽な話はありません。だからこそ死刑はあり続けて欲しいと思ってしまいます。

特に明確な殺意や敵意、意図的な殺人を犯した人をなぜ死刑にしないのか甚だ疑問です。



上記の犯罪の抑止能力はないと言いますが、これはおそらく本当でしょう。死刑があろうがなかろうが殺人をする人は実行するのです。


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一方、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも6日、声明を出し、「正義の実現には、真相究明が欠かせない。また、すべての人の人権を尊重してこその正義である。人権を否定し、真相究明の機会を奪う死刑は、正義とは程遠い」と非難した。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000050-jij-eurp

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この前文にはテロを認めないなどの決まり文句を書いてありましたが、ここにきて出てくるのがやはり人権です。


確かに人権は大切です。しかし、このようなテロリストの人権までも守らなければならないのでしょうか。欧米の倫理が世界の倫理ではないと思うし、日本に価値観を押し付けるのはやめてもらいたいです。


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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000004-wordleaf-soci&p=2

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事件の経過の説明があったので抜粋させてもらいました。



➀平成元年2月、教団からの脱会の意思を表明していた信者を殺害。


➁平成元年11月、教団の被害者の会を支援する弁護士のほか、その妻や1歳2カ月の子供までを殺害した事件。


③平成元年11月ごろから平成6年12月下旬ごろまでの間に化学兵器であるサリンを生成し、サリンプラントをほぼ完成させ、作動させるなどしてサリンの生成を企てた事件。


④平成6年5月、教団からの脱会活動等に取り組んでいた弁護士にサリン中毒症の障害を負わせるにとどまった事件。


⑤平成6年6月、敵対視していた裁判官の宿舎を標的としてサリンを発散させ、付近の住民である7名を殺害し、また4名にサリン中毒症の障害を負わせた松本サリン事件。


 6、平成6年6月下旬ごろから平成7年3月ごろまでの間に自動小銃、約1000丁を製造しようと企て、小銃1丁を製造した事件。


 7、平成6年1月、教団から脱走した上、他の信者を連れ出そうとした信者を、殺害し、その遺体を焼却して損壊した事件。


8、平成6年7月、信者らの危機意識や国家権力等に敵愾心をあおるため、ある信者をスパイであるとして拷問を加えた上、殺害し、その遺体を焼却して損壊した事件。


 9、平成6年12月、教団から脱会しようとしていた信者の支援をしていた男性をVX中毒症の障害を負わせた事件。

 10、平成6年12月、警察のスパイであると一方的に疑った男性を殺害。


11、平成7年1月、被害者の会の代表者を殺害しようとしVX中毒症の障害を負わせた事件。


12、平成7年2月から同年3月までの間に資産家の信者から多額のお布施を引き出そうとし、その信者の兄を拉致監禁した上で死亡させ、遺体を焼却した事件。


13、平成7年3月、間近に迫った教団に対する強制捜査を阻止するため東京都心部を大混乱に陥れようと企て、地下鉄電車内等にサリンを発散させ、12名の乗客や駅員を殺害し、また14名にサリン中毒症の障害を負わせた事件。地下鉄サリン事件です。



長々と書きましたが、こんな連中は死刑こそふさわしいと思うのはおかしくないはずです。


上川法相の決断は間違っていません。




最後に



日本は良くも悪くも現在は宗教に寛容な国です。なぜなら信仰の自由が保障されているからです。


そんな日本でも昔から宗教のせいで内乱が起きていたこともあります。古くは蘇我氏の仏教対立、戦国時代には僧兵や宗教を信仰している人たちとの戦争、江戸時代には島原天草の乱のキリスト教徒との戦い‥

日本だけではありません。ヨーロッパ、中東などでは宗教のせいで血みどろの戦争が中世ぐらいから現代に至るまでズーーーーッと続いています。


もちろん、宗教が一概に悪いとは言いません。ただ、非難されるとは思いますが、個人的には、こういった歴史を振り返ってみると宗教はろくなものではないと思ってしまいます。


それでも人間は何かしらにすがりたいと思う心があるのも事実です。一番言いたいのはどんな宗教でも信仰心を利用されないように自制心を持って欲しいです。



こういった危険な団体は何らかの処置を講じるべきです。監視だけでは生ぬるいです。


二度と悲惨な事件を繰り返さないためにも第2第3のオウムが出ないことを願うのと同時に、犯した罪の重さによっては死刑はあり続けても問題ないと思います。