ほのぼの日常

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国防と民意

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 我々沖縄県民は、翁長雄志さんの遺志を引き継いで、ウヤファーフジ(祖先)を敬い、自然を愛し、他者の痛みに寄り添うチムグクル(真心)をもって自立と共生の沖縄を創りあげ、生まれてくる子どもたち、明日を担う若者たちに、平和で豊かな誇りある沖縄を託せるよう、一丸となって努力し続けることをお誓い申し上げ、式辞といたします。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000073-mai-pol

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少し前の話ですが、沖縄の知事選は残念な結果になってしまいました。非常に残念ですが仕方ありません。


死んだ人をあまり悪く言うのも失礼すぎるかもしれませんが、結局翁長さんは何か一つでも成し遂げられたり成果を残せたのでしょうか。


国連では謎の主張をし、日本政府と対決姿勢を示し何度も裁判をして負け、アメリカではあまり相手にされないのをわかってるのに何度も渡米し、中国には媚を売り続けた‥

残念ながらこんな印象しか主には残っていません。



一番意味不明なのは龍柱?3億円以上かけ謎の柱を建造していたようです。


まぁそんな翁長氏の政策を受け継ぐとおっしゃってるデニー氏は間違いなく日本政府と対決することになります。



既にこんな主張もされてます。

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政府は今もなお『普天間(飛行場存続)か辺野古(新基地建設)か』と県民同士に負担をつけ替えて、新たな犠牲を押しつけようとしています。心ない分断を乗り越えるために、翁長前知事の遺志を引継ぎ、今こそ県民が心を一つにして、誇りのある豊かな沖縄を実現していく必要があります。


 私は政府に対し、対話によって解決策を導く民主主義の姿勢を求め、普天間飛行場の一日も早い閉鎖と返還、そして辺野古新基地建設の阻止に向けて、全身全霊で取り組んでまいりたいと考えております」


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181009-00176238-hbolz-soci

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沖縄が米国の占領下にあったのは皆さんご存知なはずです。


昔の普天間基地の周りは今ほど人が住んでおらず、今ほど危険ではありませんでした。しかし、日本に返還され沖縄が発展すると基地周りに次々と街ができ今のような形になりました。



そして、そんな昔からある普天間は老朽化し、また昨今の中国や北朝鮮、韓国による挑発のせいで米軍の動きや世界の軍隊の動きが活発になっています。

誰がどう見ても普天間は移設しなければならないことがわかるはずです。

そして移設先に手を挙げたのが辺野古でした。



その後日本政府が普天間に移設していた矢先にあの国賊のハトが最低でも県外と言う訳の分からん主張をし辺野古移設がしんどいことになります。

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玉城氏は辺野古移設の是非について、「裁判で争っても結論は出ない。皆さんは話し合いを求めてきた。今こそ日米政府に『民主主義の声に向き合うスタートラインに立とう』と呼びかけたい」と強調した。その上で「辺野古の(海の)埋め立ては民主主義を破壊する行為。世界中に『私たちのデモクラシーはここから始まった』と示すため、全力で行動したい」と語ると、大きな拍手と歓声が上がった


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000074-asahi-pol

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翁長氏は辺野古の活動家を野放しにし、時間を伸ばすだけ伸ばし、基地移設を遅らせに遅らせました。そしてデニー氏も辺野古の活動家にお墨付きを与えたようなので、より一層しんどい状況になること間違いなしです。




まぁそんなデニー氏ですが、どういった政策を掲げて民意を勝ち取ったのでしょうか。

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https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-11/2018091104_04_1.html

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県民の覚悟とともに貫く三つのNO)

1、辺野古新基地建設・オスプレイ配備 NO


2、不当な格差 NO


3、原発建設 NO


(県民の誇りとともに歩む新時代沖縄の理念)

▼アジアのダイナミズムを取り入れ、市場が認める沖縄の高い発展可能性を顕在化させ、誇りある豊かさを実現する理念の下、日本経済をけん引する新たな振興計画を策定する。


▼沖縄21世紀ビジョンの平和で自然豊かな美(ちゅ)ら島などの真の理念を実行する。


▼建白書で大同団結し、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、オスプレイ配備撤回を強く求める。そして、あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせない。


上のやつは理念?的なやつであり政策は


授業の無償化

観光客を増やす

賃金を上げる

発信力を高める

地位協定の改定などでした。


政策の方はありふれた感満載ですが、どの候補もそういうものなので仕方ありません。ただ、無償化の財源なんてあるの?と聞きたいです。


沖縄の知事選は結構めちゃくちゃらしいですが、それでも勝ったと言うことは支持されてると思うので沖縄の皆さんのためにも頑張ってもらいたいですね。




最後に


基地問題はどうあがいても沖縄に勝ち目はありません。なぜなら国防は沖縄の管轄外だからです。

百歩譲って辺野古を阻止できたとしても普天間がなくならなければ遅かれ早かれまた悲惨なことになります。


そうならないために全ての基地をなくせというのは簡単ですが、沖縄から基地をなくせば米国との同盟にもヒビが入る可能性もありますし、今の自衛隊の足かせ状態では満足に戦えるかわかりません。


つまり米軍を沖縄から無くすには、根本的な原因の中国、韓国、北朝鮮を平和的かつ友好的で話し合える国家にし、自衛隊を完全な軍隊、世界に負けない装備をしなければなりません。

そうでもして初めて米軍の存在価値を減らすことができます。


おそらく今後も活動家が増えて手のつけられないところまで落ちると思いますが、それも民意ですから仕方ありません。


民主主義の難しいところをより一層実感する一件でした。