ほのぼの日常

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永遠の課題

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ミャンマーで「仏教のオサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)」との異名を持つ超国家主義の高僧アシン・ウィラトゥ(Aashin Wirathu)師が14日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)をめぐる問題で国際社会がミャンマー軍司令官らの責任追及を求めていることを激しく非難した。

説法禁止が解除されて初めて、軍を支持する集会に集まった数百人を前に演説を行ったウィラトゥ師は、国際刑事裁判所(ICC)がロヒンギャをめぐるジェノサイド(大量虐殺)や人道に対する罪で軍高官らの捜査を求める声に抗議し、「ここにICCが来る日は…ウィラトゥが銃を手にする日になる」と述べた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00000033-jij_afp-int

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仏教のビンラディンとは‥なかなか物騒なことを仰います。

偏見ですが、これだから宗教は厄介だと感じてしまいます。


さて、ミャンマーは軍事政権から民主主義を勝ち取った的な感じで有名になりました。


あの平和賞を受賞したスー・チー氏がいる国です。


ただ、残念ながらミャンマーの憲法が軍に権限を保証しているせいで、軍の力が非常に強い国です。シビリアンコントロールができていません。

その為にスー・チー氏が動きにくいのはわかっていますが、それでも何らかの対応策を出さねば、ロヒンギャ族は今後もずっと迫害され流民であり続けると思います。


こちらの記事に詳しく書いてあるので気になった方は読んでみてください!!

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https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53042

ーーす


ロヒンギャ族とは、そもそも彼らが名乗っているだけであり、資料が少なくて詳しいことはわかっていません。

彼らはバングラデシュのベンガル地方を起源とし、保守的なイスラームを信仰してます。



ただ、ミャンマーでは圧倒的多数派なのが仏教です。


ミャンマーでは政府も大多数の国民も、ロヒンギャはミャンマー人(ビルマ人)ではない為、不法移民と認識しています。


その認識を強くしたのが、ビルマとして独立後に作った改正国籍法です。

ロヒンギャはミャンマー土着の民族ではないことが「合法化」され、ロヒンギャを主張する限り、外国人とみなされるようになりました。



不法移民扱いという事は、彼らは一切保護や補償を受けることができず、現在に至るまで迫害され続けます。



差別される理由は不法移民扱いと、宗教の違いからなのですが、他にも要因があります。言語の違い、文化の違い、見た目の違いなどです。主から言わせればもはや存在から否定してるのでは?と思ってしまいます。


ここまで否定している国に帰れ!!とは言いにくいどころか戻ってもいい事はありません。しかし、彼らを受け入れてくれる国は無いのです。



では、解決するにはどうすればいいのでしょうか。

彼らにロヒンギャに固執せず、ミャンマー人になれ、文化や宗教を捨てさせるぐらいさせないとミャンマー人や軍部は受け入れないと思います。

そのぐらい根は深いのです。


しかし、そんな事できるはずありませんし、これを正当化してしまうと中国の行いは正しいことになってしまいます。(ウイグルや他の少数民族はロヒンギャと違って、ずっと中国に住んでいたものと思われます)だからこそ、中国とは違う形で解決しなければなりません。そのためにも和解?あるいは妥協してもらうしかありません。


主的にはイギリスみたいな形になるしかないのではと思います。




最後に


日本も昔から今に至るまで宗教にはかなり手を焼いています。

主でさえ宗教に対して疑問を持っています。こんなに争いの種になるのであればない方がいいのでは?と感じるからです。


それでも日本は信仰の自由を保障してるし、変な宗教と言っては失礼ですが、そういった団体が例えマークされてたとしてもよほどのことがない限り堂々と活動してます。

いかに日本が甘く自由な国かわかります。



ミャンマーが日本みたいになることが正しいことかわかりませんし、民主主義を押し付けることが果たして最善の道なのかもわかりません。



それでもたくさんの国がミャンマーの現状に関心を持ち、圧力や支援を続ければロヒンギャに対しての迫害のスピードが遅くなるはずです。


絶対やっては欲しくありませんが、この時間稼ぎの間にロヒンギャがイスラエルのように武力で自分の土地を勝ち取るか、ミャンマー軍が妥協し、憲法からロヒンギャを国民として受け入れるみたいな形を作らない限り解決しないと思います。


宗教、民族対立を解決する方法はいつになったら見つかるのでしょうか。