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米と納豆

最近アメリカ大統領トランプさんは世界を騒がしています。特に問題となっているのは、移民政策と同盟国の防衛費負担増加です。


今回は日本ではなくNATOについてです。

そもそもNATOとはなんなんでしょうか?


正式名称は

North Atlantic Treaty Organization

北大西洋条約機構です。


冷戦下におけるソビエト軍は大変強力でした。それに対抗するためのヨーロッパと米国の軍事同盟です。

NATOの現在の仮想敵はロシア(旧ソビエト)です。


これまで米軍は多大なる費用をかけてヨーロッパを守ってきました。ロシアに対する壁の役割もあり、米国の利益につながるからというのも理由の1つです。


ヨーロッパの国々は防衛費の大幅な増額に踏み切れませんでした。なぜなら、平時の軍隊ほど費用がかかるものはないし、どの国も経済的に余裕がないからです。さらに言えば、世界最強と謳われてる米軍との同盟に対する安心感もあったでしょう。



しかし、残念ながら米国は莫大な防衛費に耐えられなくなってきました。

そして今回NATO各国に防衛費負担増加を求めたのです。

http://sp.yomiuri.co.jp/world/20170216-OYT1T50048.html?from=ytop_ylist


簡単に言うと守ってやってるのだから金を出せ、出せないなら撤退だと言うことです。


要求されて、すぐさま貢献アピールを始めました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000161-jij-int

日本も韓国もNATOも防衛費増加など応じたくないのが本音でしょう。


日本もそうですが、ヨーロッパ各国も米軍が撤退した後に撤退した米軍と同じ規模の軍を用意することは事実上不可能です。

用意できたとしても、米軍に勝る軍隊は現時点でありません。だからこそ、お金を払ってでも米軍にいてもらうしかないのです。



もしも、NATOが米軍との同盟を破棄するのであれば、エネルギーの点で、ロシアの傘下に加わるのが最善かなと思います。

ロシアからのガスなどのパイプラインを止められてしまうと死活問題です。


これは最後の手だとは思いますが、イギリスのEU脱退など誰も予想してないことが起きる世の中になってきたので、そう遠くない未来に起きるかもしれません。


万が一そうなったら欧州情勢は複雑怪奇ですね。



日本も自国防衛を本気で考えた方がいいと思います。9条はミサイルや銃弾、テロから守ってくれるわけでもないし、いつまでも核の傘に入れてもらえるとは限りません。