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新国家樹立?????🇷🇺🇷🇺🇷🇺

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00000130-jij-int



ウクライナで マロロシア という国家を樹立することを発表したようです。



このマロロシアは、現在荒れているウクライナ東部の親ロシア派ドネツク人民共和国が樹立した国家のようです。






今の世界は、IS殲滅戦や中国の人工島により注目はあまりされていませんが、ウクライナももはや内戦状態と言ってもいいと思います。




さて、主もほとんど忘れていますが、なぜウクライナはほとんど内戦状態に陥ってしまったのでしょうか。




当時ウクライナではヤヌコビッチ氏が大統領で

あり、およそ70兆円の借金を背負っていました。

EU、ロシアから融資をもらって借金をどうにかしようとした結果、ロシアが援助を約束。EUは断念する結果となりました。




腐敗していたと思われるヤヌコビッチ氏を断罪する動きを見せる市民たちや、援助の結果を聞いたEU(親欧米派)の人々たちが結託し、反政府運動を始めます。


反政府運動と鎮圧部隊の戦いは激しくなり、なんとヤヌコビッチ氏はロシアへ亡命してしまうのです。




ヤヌコビッチ氏が亡命した後にできた暫定政府がロシア語の公用語を禁止する動きをします。


ウクライナ東部及びクリミア半島には昔からロシア系住民が多く、彼らを保護するという理由でロシアが武力介入したのでした。





ロシア系住民を守る理由の他にもう一つ理由があると思われます。

それは、黒海艦隊です。


クリミア半島には昔からロシア海軍である黒海艦隊が駐留していました。

そもそもクリミア半島は、ロシアがウクライナからの租借地とする形で所有していました。



形としては、2017年まで租借、2042年まで艦隊の駐留を認めるというもので、ロシアもお金を払っていたようです。





この黒海艦隊の基地を失うことができない理由から軍を派遣したのではという説があります。






こういった二つの理由から現在までウクライナ紛争が続いています。

親ロシア派に武器供与しているのが、あのロシア軍なのですからきっと強いのでしょう。



樹立を一方的に宣言したマロロシアに手を出せばロシアが黙っていないというのが推測できますよね。



日本もそうですが、こういった大国の傘に入るのは一つの手段として十分に抑止力となります。




まだ、ウクライナ東部だけだからいいのですが、これがウクライナ全土に広がれば、ウクライナという国はなくなりロシアと一つになるかもしれません。




今後のウクライナ情勢も十分に気をつけなければいけません。