あわい期待!(◎_◎;)
お久しぶりです。
書くのは久しぶりです(T . T)
一度書かなくなるとやはりダメですね(T . T)
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ロシアのプーチン大統領が、ウラジオストクで開かれている国際会議で、安倍首相に向けて、「年末までに、条件をつけずに平和条約を締結しましょう」と提案した。
プーチン大統領は、12日午後に行われた東方経済フォーラムのシンポジウムで、同席する安倍首相に向けて、「ここで思いついたんですが、条件をつけずに、年末までに平和条約を締結しましょう」と提案した。
さらに、「平和条約のあとに争点を解決しよう」とも述べ、北方領土の問題は、条約を締結したあとに協議する案を示した。
領土問題をめぐっては、日ロ双方の立場の隔たりが大きく、目立った進展もないままだった。
ただ、日本政府としては、北方四島の帰属の問題を先に解決し、平和条約を締結することが基本方針で、菅官房長官は、12日午後の会見で、プーチン氏の発言への論評は避けたうえで、「日本政府の立場に変わりはない」と強調している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00010016-houdoukvq-int
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主的にもロシア側から平和条約を結ぼうと言われたのはやはり衝撃を受けました。
個人的には結べるなら今のうちに結んじゃえば?とも思ってしまうのですが皆さんはどう思いますか。
なぜこんなに平和条約が警戒されてるかの理由は2つあります。
まず1つ目は、これはロシアではなくソ連の時代の話です。
終戦間際の日本は、ソ連に当時結んでいた日ソ中立条約を破棄され電撃的な攻撃をくらい、北方領土が占領されました。さらに北海道さえも占領されそうになった苦い経験があります。
最近の話でも、ロシアとの共同開発に力を入れていたのですが、最後の最後にロシアに全て持ってかれたみたいな話もあります。
つまり信用しきれないということです。
日本との条約を守らず積極的に破っている国もあるので、ロシアだけとは言いませんが、こう言った背景があり難しいと思います。
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ロシア・ウラジオストクから帰国後、首相官邸で会談した公明党の山口那津男代表に対して明らかにした。山口氏によると、首相は「政府の方針として北方四島の帰属(の問題)を解決して平和条約を締結する基本には変わりない」とも述べたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000102-asahi-pol
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2つ目は北方領土の棚上げです。
平和条約を結ぶというのは当たり前ですが、現時点の国家間のいざこざを乗り越えて結ぶみたいな感じですので、今のロシアを認めてしまう形になってしまいます。
プーチン氏も平和条約を結んでから北方領土について話そうみたいなことも言ってるので全部を棚上げにはならないと思いますが、おそらく解決することはまずないでしょう。
しかし、なぜ今になってロシアは日本に近寄ってきたのでしょうか。
ロシアと日本の関係は悪くないですが、日本は米国と手を組んでる以上あまりロシアと仲良くすることはできません。
ロシアはクリミア半島に侵攻したせいで、欧米から経済制裁を長い間受け続けてます。この制裁がかなり効いてるのか、プーチン氏の手腕を国内に見せつけたいのかだと思います。
日本側としても、今は総裁選なため一つの成果としてはわかりやすい形です。
この利害が一致してしまうとおそらく結ぶ方向に進みます。
平和条約ではなくても、日露の経済関係は現在少しずつ深まってます。
例えば日本の商品をシベリア鉄道で輸送してみたり、エネルギーを日本に輸入してます。ここ何年かはロシアに対する投資も増えてるそうです。
最後に
最初にも言いましたが、個人的には平和条約を結ぶことは アリ です。
中国に対する牽制になるかもしれませんし、ロシアが地理的に近いからです。少しでも脅威を減らせるのであれば国防的にはありです。
中東がいつも怪しいために、エネルギーの多角化が必要です。依存しない程度にロシアからの供給が増えることも経済的にはいいのではないでしょうか。
また欲を言えば、北朝鮮問題ももしかしたら一歩進むかもしれません。中国よりかは影響力はないとしてもロシアは北朝鮮に影響力があります。
全てあわい期待ですが、ロシアに全てを持ってかれないように慎重に進めて欲しいですね。
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