ーー「戻る場所ない」ーー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170924-00000036-asahi-soci
以前から話題になっているロビンギャ難民問題の当事者であるロビンギャの一家が日本に来ました。
長男が日本の定住資格を持っているようでそれを頼りに日本に来たようです。
しかし、彼らのビザが切れてしまうのが8月です。難民申請を出したようですが、認められるかはわかりません。
日本で難民として認められるケースは非常に少ないです。2016年度は難民申請人数が10000人を超えましたが、難民として認められたのは28人で、人道的配慮として滞在を認めたのが約100人でした。
http://blog.goo.ne.jp/mikakohh/e/d7d8b1e8ea62e922528707b9451a1d10
難民を受け入れているドイツは、約70万人を審査し、約26万人を難民として認めました。
規模が違いすぎて、あまり比較できませんが日本の難民申請受理がどれだけ狭き門かお分かりいただけたと思います。
そもそも日本の難民を受け入れる一つの基準として、
「人種や宗教などを理由に迫害され、母国から逃げた人」
が挙げられます。
これは、難民条約に従って判断しています。
逆に難民として認められない理由の一つとして
「武力紛争から逃げてきた」
だけでは認められません。そして、難民として認められない多くの理由は、認定するだけの根拠が足りないということです。
ちなみに主は難民を受け入れることに反対です。
理由として、言語の壁や、生活習慣の違い、税金の搾取などいろいろありますが、一番の理由は治安の悪化です。
治安の悪化の理由は様々あります。
①言葉の壁によってコミュニケーションが取れず孤立していき、犯罪に手を染めてしまう。
②価値観の違いから犯罪に手を染めてしまう。
③自分たちでコミュニティを作り、組織的な犯罪に手を染めてしまう。
と言ったところでしょうか。
もちろん難民の全てがそうでは絶対ありません。しかし、難民の1人でもそのような行動をしてしまった場合、他の難民の人たちに対しても疑いの目を向けざるを得ない状況に陥ってしまいます。
ただでさえ日本は、密入国や不法滞在に対して手を焼いているのが現状です。
日本には不法滞在、密入国者合わせて20万人近くいると言われています。
https://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten276/P20-P21.html
つまり、密入国、不法滞在者がこれだけ管理できていないのにも関わらず、その上難民を管理するなど到底できるはずないのです。
彼らの一家を受け入れてあげたいと誰もが思うはずです。
しかし、もしも受け入れてしまった場合、日本は難民を受け入れてくれる国と宣伝されてしまえば、難民の人たちが一斉に日本に来るかもしれません。
難民や密入国、不法滞在には例外を認めてはいけないということであり、彼らはビザの期間を過ぎたら帰るか、別の国に移動してもらざるを得ないということです。
難民の方々は好きで母国を離れてるわけではありません。
この難民問題を解決するには根本的な紛争、民族対立、宗教対立、価値観の違いを解決するしかありません。
難民をなくすのは現在では到底不可能であり、これからも難民が出ざるを得ない状況が続くのだと思うと国際協力がいかに必要で、皆が同じ方向をみなきゃいけないんだと強く感じます。